光明寺 琉球識名院

光明寺 琉球識名院

本計画は、世界遺産である識名園を中心に歴史的・景観的に重要な地区として位置づけられる「識名歴史エリア」に、寺院と納骨堂を新設する計画である。
琉球瓦による美しい屋根と木造の本堂、緑・水・風による豊かな空間環境をもつ寺院として、仏教の布教と、市民の新たな憩いの場の創出を目指した。

本堂に向かう参道には、建物・空・植栽が映りこむ大きな水盤を配し、来訪者が優しさを感じられる参道を目指した。
合同供養墓の前には「識名の森」を計画し識名園の豊かな緑を連続するとともに、釈迦が悟りをひらいたとされるインドボダイジュを囲うベンチを計画し、憩いの空間を創出した。

舗装材や石積みには琉球石灰岩を使用し、樹木は沖縄に馴染みのある樹種にこだわることで、沖縄らしい風景を目指した。素材の経年変化や樹木の成長とともに、地域に馴染み親しまれる場所となることを願う。

基本情報

名称: 光明寺 琉球識名院
所在地:沖縄県那覇市
竣工: 2021年11月
規模:外構面積 2,503m2
デザイナー:近藤秀樹、瀬野瑞季