大阪府立大学中百舌鳥キャンパスひらめき広場

大阪府立大学中百舌鳥キャンパスひらめき広場

本計画は公益信託グリーンプログラム21(みどり基金)の最後の助成事業として、大阪府立大学の学内において学生や市民に開かれた「ひらめき」を生む新しい広場の設計を行った。令和4年に開学する大阪公立大学に統合される大阪府立大学・大阪市立大学の両学生が広場設計に携わり、多くの議論や交流を得ながら実際の空間を作り上げていく、大学統合の先駆けとなるプロジェクトとなった。

対象敷地は府大池に面し桜に囲まれた空間であり、学生や教員だけでなく地域の住民からの愛着も大きい。春には毎年桜祭りが行われ、学生と地域をつなぐ貴重な空間となっている。

広場中央には府大池のシルエットをモチーフとした緩やかなマウンドや階段状に配したベンチを形成し、立つ・座る・寝転がるなど、様々なアクティビティを生む空間を計画した。また、マウンド頂上部には既存の桜を移植し、心地よい緑陰の空間を創出した。

学部棟や食堂、池へとつながる新たな動線を取り入れることで、学生が緑に囲まれた空間を自由に散策する豊かな交流を育む場となった。

植栽計画として既存の桜の調査により老木を22本撤去し、5本を移植、12本の新植(関山、紅華、紅豊、楊貴妃、オオサカフユザクラ)を行った。

基本情報

名称   :大阪府立大学中百舌鳥キャンパス
       ひらめき広場
所在地  :大阪府堺市
竣工   :2022年3月
規模   :ひらめき広場   約2200m2
      アイストップ緑化 約50m2
      グラウンド緑化  約300m2
デザイナー:忽那裕樹、山田匡、近藤秀樹、
       松浦由布子、須藤雅陽