宝塚文化芸術センター・庭園

宝塚文化芸術センター・庭園

本計画地は、かつて宝塚新温泉、宝塚ファミリーランド、宝塚ガーデンフィールズ(英国式庭園)としていつの時代も多くの家族連れで賑わってきた場所である。緑豊かな樹林や英国式庭園など、当地が持つ風景の記憶を継承し、新たな市民の憩いと交流の場の創出を目指した。

施設は、文化芸術に親しむセンターエリアと、自然に触れる庭園エリアからなる。センターエリアは、展示や体験型の企画展が開催されるメインギャラリーの他、創作体験ができるアトリエやライブラリーが設置され、気軽にアートに触れ楽しむことができる施設である。様々なイベント利用が可能な全天候型の半屋外空間「おおやね広場」や、宝塚の山並みを望むことができる「屋上庭園」を併設している。

庭園エリアは、四季折々の草花が広がり宝塚新温泉時代から残る樹林からなる「メインガーデン」や、開放感のある「みんなの広場」などから構成され、子どもたちだけでなく幅広い世代の人々が立ち寄ることができる憩いの場を創出した。

2020年6月にオープンして以降、様々な市民によるイベントが開催される他、日々の散歩や最寄り小学校の通学路としても利用されている。文化に触れ、憩いと交流が生まれる場所として、市民に愛される場所となることを期待したい。

基本情報

名称:宝塚文化芸術センター・庭園
所在地:兵庫県宝塚市
竣工: 2020年3月
規模:敷地面積 10,000㎡
デザイナー:忽那裕樹、山田匡、石原康宏、島葵、清水博紀(元所員)